観光を移住のきっかけに!楽しみながら自分に合う場所を見つけよう

「観光をきっかけに移住した」というケースは少なくありません。地方移住を検討している人にとって、観光は地域を深く知るための第一歩となります。本記事では「観光⇒移住」について深掘りしていきます。後半には、実際に観光をきっかけに移住した方のインタビューも掲載しています。「移住先が決められず困っている」「地方移住を検討している」という方はぜひご覧ください。

高知県中土佐町の移住情報が満載のポータルサイトをみてみる

観光は移住の第一歩!

移住を考え始めたとき、いきなり「住む場所を決める」のはハードルが高いもの。そこでおすすめしたいのが、まず「観光」として気になる地域を訪れてみることです。実は移住への確実な第一歩は「観光」から始まるケースが少なくありません。

肩の力を抜いて、まずは観光客として気軽に訪れるだけで大丈夫です。その一歩が、理想の地域に出会い、移住を成功させるきっかけになるかもしれません。まずは気負わず、興味のある地域へ旅行気分で出かけてみましょう。

観光をしながら移住先を見つけるメリット

メリット

観光をしながら移住先を探す一番の魅力は、楽しみながら候補地を探せることです。移住先探しというと堅苦しく感じがちですが、観光として訪れれば、グルメや自然などその土地ならではの魅力を存分に味わいながら、自然な形で暮らしのイメージを膨らませることができます。お気に入りの場所を見つけるプロセス自体を「観光」として楽しめるため、前向きな気持ちで移住活動を続けられます。

また、一つの地域に絞らず、複数の候補地を旅行感覚で見比べられるのも大きなメリットです。実際に足を運ぶことで、Webサイトや資料だけでは分かりづらい土地の空気感や人の温かさなどを肌で感じられます。比較検討の材料が増えることで、後悔のない移住先選びにつながるでしょう。

観光から移住を成功させるポイント

観光から移住へつなげるためには何よりも「楽しむこと」が大切です。そのうえで、以下のポイントを押さえると、より成功に近づけることができます。

・好きになった地域は何度も遊びに行く
・地域の人とできるだけ関わりを持つ
・短期間でも一度住んでみる
・あえて悪い点にも目を向けてみる

それぞれ詳細にみていきましょう。

好きになった地域は何度も遊びに行く

一度訪れて「いいな」と感じた地域があれば、できるだけ何度も足を運んでみましょう。一度の旅行では、季節による違いや平日・休日の様子などを知ることは難しいものです。何度も通ううちに、天候や交通の便など生活に直結する情報も自然と蓄積されていきます。繰り返し訪れることで初めて見えてくるリアルな一面を知ることが、移住後のミスマッチを防ぐ大切な準備になります。

地域の人とできるだけ関わりを持つ

観光をするなかで、その土地の人と深く関わることは難しいかもしれません。しかし移住先を選ぶうえで、地域の人との関わりは大切な判断材料になります。観光中に、例えば飲食店の店主や宿の従業員など、地元の人と積極的に会話をしてみましょう。地域のイベントや交流会に参加してみるのもおすすめです。また「実は移住を考えていて」と切り出すと、リアルな暮らしの情報や知恵を教えてくれることもあるでしょう。こうした人との接点は、その土地への愛着がぐっと深まり、移住への心理的なハードルも一気に下がります。

短期間でも一度住んでみる

観光だけで判断せず、一度短期間でもよいので住んでみることが大切です。短期間とは観光における「一泊二日」などではなく、数週間~数か月程度の暮らしを指します。おすすめは「お試し移住」を活用することです。

お試し移住とは、検討中の移住先に短期間住むことでその場所の魅力を肌で体感できるプログラムです。滞在施設は主に自治体が用意した住居となり、実際にその場所に住んでみることで暮らしをリアルに体験できます。また、滞在中に現地の人と知り合えるので、本格移住前にコミュニティを形成することも可能です。加えて、自治体が用意する住居は家賃が安価で、家具や水道・電気などのインフラも整備されているので、大掛かりな引っ越しは必要ありません。

お試し移住はいくつか種類があり、例えば「パッケージ型ツアー」「オーダーメイド型ツアー」「移住体験住宅」があります。自治体によって提供している方法が異なるので、直接確認しましょう。なお中土佐町では「オーダーメイド型ツアー」「移住体験住宅」等を体験できます。

また、約2週間滞在しながら、心が動いた瞬間をSNS発信すると滞在費補助が受けられるプログラム『遊ぶ広報』もおすすめです。補助を受けながら、気軽に観光気分でその地域に住むことができます。中土佐町も参加しているので、ぜひご活用ください。

>>遊ぶ広報|高知県中土佐町

あえて悪い点にも目を向けてみる

観光中は「美味しい食べ物があった」「人が優しかった」など良い面に目が向きがちですが、移住を成功させるには、あえて短所や不便な点にも意識的に目を向けることが重要です。交通の便や医療機関の充実度、買い物のしやすさ、災害リスク、冬場の気候など、暮らすうえで不安要素となりうる点を具体的に洗い出してみましょう。地元の人にあえて「困っていること」を聞いてみるのも有効です。良い点と悪い点の両方を把握したうえで、それでも「住みたい」と思えるかどうかを見極めることが、移住後のギャップを減らし、後悔のない選択につながります。

【先輩インタビュー】観光で中土佐町の鰹に感動⇒移住を決断するまで

串焼きポン吉の店長

ここからは実際に、観光をきっかけに2016年に大阪から高知県中土佐町への移住を決断した工藤圭司さんのインタビューを掲載します。

『中土佐町への移住を決断したきっかけを教えてください』

ふらっと中土佐町を訪れた時に食べたかつおのタタキの味に感動したことがきっかけです。それまではかつおは生臭くて苦手でした。でもこの町で食べたかつおが本当に美味しくて、毎日この味が楽しめる環境に身を置きたいと思い移住を決断しました。まさに「観光が移住のきっかけ」だったと思います。

『観光から実際に移住するまでにハードルはありましたか?』

大都市の大阪から、出会って間もない町への移住なので、少しだけ不安はありました。でもそれ以上に「この町のかつおの美味しさを全国に広めたい」「みなさんに感動を届けたい」という使命感が背中を後押ししてくれたので、心理的なハードルは低かったように思います。また、最初は地域おこし協力隊として着任させていただいたので、仕事の心配もありませんでした。住む場所は特に考えていなかったです…(笑)

『今の仕事や取り組みを教えてください』

町内の鮮魚店で1年間修業をしながら、独立する道を探していました。そこで、思いついた『かつおのハランボの串焼き』をメイン事業とする「串焼きポン吉」を2017年に開業しました。最初は久礼地区の観光スポット「大正町市場」で串焼きを販売するのがメインでしたが、今は手を広げて通販や大手小売店への卸売などにも力を入れています。

かつおのハランボとは、かつおの大トロにあたる希少部位です。高知県では名が通っていますが、県外ではあまり知られていません。「大トロ」と聞くと、多くの方は「まぐろ」を連想しますが、僕はこの常識を変えたいと思っています。「かつおの大トロも美味しいんだよ!」と。

大阪における粉物文化や、高知における藁焼き文化がどのように広がったのかは分かりませんが、僕はこの町で「ハランボのカルチャー」を作りたいですね。結果的に、この町のかつおの美味しさを、より多くの人に知ってもらうことにつながると信じて日々取り組んでいます。

『中土佐町の好きなところを教えてください』

自然が豊かなところです。海・山・川がそろっているのは、高知県でも珍しいと思います。それと何よりも、人があたたかいところが好きです。例えば、仲良くしてくれるおばちゃんたちが自分の母親と歳が近く、親のように親切に接してくれます。この町での生活は、こういった人たちに元気をもらえますね。

2027年で独立して10年になります。この町の人々にいつも支えられてここまで続けてくることができました。中土佐町に移住して良かったと心から思います。まずはぜひ観光に来てください。きっとこの町を好きになりますよ。

まずは観光から!あなたもぜひ高知県中土佐町へ!

中土佐町移住への導線

移住先を決めるうえで、その土地を実際に訪れることは欠かせません。その点では、観光は移住の第一歩です。まずは気軽に楽しむ気持ちで気になる土地へ観光に行きましょう。

最後に、地方および高知県への移住をご検討中なら中土佐町はいかがでしょうか。県中西部に位置する中土佐町は人口約6,000人程度と小さいながらも、高知がぎゅっとつまった、海・山・川・歴史の魅力あふれる町です。また住民や移住者が豊かに安心して暮らせるよう、充実した補助金や支援制度もご用意しています。

移住は人生を変える大きなイベントです。ぜひさまざまな自治体を比較しながら、自分に合った移住先を探してみてください。そのうえでわたしたちの町がいいなと思っていただけたらとっても嬉しいです。まずは観光訪問や移住相談窓口への連絡などお待ちしています。

あなたを一本釣りしたい!

高知県中土佐町の移住情報が満載のポータルサイトをみてみる

Instagram