
令和6年度の「高知へ移住してきた方の前住所地データ」によると、大阪府が全体の19%を占めています。本記事では、大阪(関西圏)から高知に移住する前に知っておきたい成功のポイントと注意点について解説します。「大阪から高知に移住したい」「高知県でおすすめの地域を知りたい」という方はぜひご覧ください。
目次
大阪→高知の移住者数はどれくらい?

県が公表しているデータによると、令和6年度における県外からの移住者数は2,241人であり、対前年度比116%となりました。この人数は統計を取り始めた平成23年度以降で過去最多となり、高知県への移住数は年々増加傾向にあります。
特筆すべきは、大阪をはじめとする関西圏からの移住割合です。県が把握した移住世帯の移住前の住所では、関東が29%に対して関西が35%を占めます。関西からの移住割合は対前年度比で4%も増加しており、そのうち大阪府からの移住は全体の19%を占めています。要因は多岐にわたりますが、例えば「同じ西日本に位置し物理的な距離が近い」「高知から大阪への進学者が多くUターンの受け皿になっている」「高知県が大阪府での移住イベントや情報発信に注力している」などが挙げられます。
【移住前住所地】(大阪府)令和5年度:79組 16% / 令和6年度:92組 19%
【移住者の出身地】(大阪府)令和5年度:45組 9% / 令和6年度:46組 9%
大阪と高知の生活ギャップ
大阪から高知への移住は人気がありますが、生活のギャップについて認識しておかなければ、移住が失敗するリスクが伴います。
例えば、高知は大阪よりも職業の選択肢が少ないのが現状です。大阪にはIT、金融、クリエイティブ職など多様な業種・職種がそろっていますが、高知ではこれらの業種が限定的です。また、大阪よりも高知はバスや鉄道といった公共交通機関が発達しておらず、生活するうえで車は欠かせません。ほかにも、大阪よりも賃金が安い傾向にある点や、都会的な娯楽が少ない点も事前に知っておく必要があるでしょう。
一方で、素晴らしい点も多いです。豊かな自然に囲まれた生活や、家賃・食費・水道光熱費などの生活費が安いことは、大阪よりも高知が魅力的です。また「かつおのたたき」をはじめとした海の幸や「ゆず」といった山の幸を日常的に食べられる幸せもあります。よさこい祭りのような高知ならではの文化も大阪にはありません。
良いギャップと注意すべきギャップの双方を理解し、自分に高知が合っているかどうかを深掘りしておくことは、大阪から高知への移住において必要不可欠です。
大阪→高知への移住を成功させるポイント

大阪→高知への移住を成功させるポイントを把握しておきましょう。多くの先輩移住者は、以下の要点を押さえて移住を準備しています。
・大阪開催の移住イベントに参加する
・二段階移住を活用する
・お試し移住を活用する
・移住相談窓口に相談する
それぞれ詳細にみていきましょう。
大阪開催の移住イベントに参加する
高知県は、関西圏からの移住者を増やすことに注力しており、大阪で多くの移住イベントを開催しています。例えば、中土佐町が参加したイベントだと、2025年度には「高知暮らしフェア2025夏」や「高知暮らしフェア2025冬」が大阪で開催されました。また2026年度には以下のイベントが企画されています。
・6月28日(日):高知暮らしフェア2026 夏
・8月1日(土):大阪の中津にてファンイベント
・1月16日(土):高知暮らしフェア2026 冬
例年複数回は移住イベントが行われており、いずれも高知県の情報を集めるのに最適です。先輩移住者や実際に住んでいる人に直接話を聞く機会も設けられています。大阪から高知への移住者が多いのは、このイベントをきっかけに興味を持つ方が多いからです。
二段階移住を活用する
高知県が提唱する移住のテクニック「二段階移住」を行うことで、大阪から高知への移住で発生しやすい理想と現実のギャップを埋めることにつながります。二段階移住とは、まず都市部(高知県では高知市)に移住・滞在し、そこを拠点として各市町村を巡りながら理想に近い最終的な居住地を見つけていく移住の形です。
都市圏に住んでいた移住希望者がいきなり人口数千人~数万人規模の地域に移住すると、都会と地方のギャップを強く感じ生活が苦しくなるケースは少なくありません。そこで、大阪とのギャップが比較的小さい高知市に一度身を置くことで、徐々に高知での生活になじみながら自分にあった市町村を探すことができます。二段階移住の詳細は以下の記事をご参照ください。
>>高知県が提唱する二段階移住とは?メリット・デメリットを解説
お試し移住を活用する
「お試し移住」とは、検討中の移住先に短期間住むことでその場所の魅力を肌で体感できる制度です。滞在施設は主に自治体が用意した住居となります。実際にその場所に住んでみることは、最も貴重な情報源となります。また、滞在中に現地の人と知り合えるので、本格移住前にコミュニティを形成することも可能です。加えて、自治体が用意する住居は家賃が安価で、家具や水道・電気などのインフラも整備されているので、大掛かりな引っ越しは必要ありません。
お試し移住には「パッケージ型ツアー」「オーダーメイド型ツアー」「移住体験住宅」などの体験方法があります。自治体によって提供している方法が異なるので、直接確認しましょう。なお中土佐町では「オーダーメイド型ツアー」「移住体験住宅」等を体験可能です。
>>【高知版】お試し移住とは?メリットや主な体験方法を紹介!
移住相談窓口に相談する
移住相談窓口とは、移住を検討する方に対して、情報提供や支援(仕事・住まい・生活環境)を行う相談所です。各自治体が用意しており、基本的には無料で活用できます。
現地の情報を集める第一歩として利用する方が多く、相談員は現地民なのでその土地のリアルを聞くことが可能です。興味がある市町村があれば、まずは移住相談窓口に連絡してみましょう。
大阪から高知へ移住希望の方は中土佐町はいかがですか?

大阪から高知への移住者は年々増加傾向にあります。移住イベントやお試し移住等を活用しながらギャップを無くし、移住を成功させましょう。高知の自然・食・文化・人々はとても魅力的ですよ。
最後に、地方および高知県への移住をご検討中なら中土佐町はいかがでしょうか。県中西部に位置する中土佐町は人口約6,000人程度と小さいながらも、高知がぎゅっとつまった、海・山・川・歴史の魅力あふれる町です。また住民や移住者が豊かに安心して暮らせるよう、充実した補助金や支援制度もご用意しています。
移住は人生を変える大きなイベントです。ぜひさまざまな自治体を比較しながら、自分に合った移住先を探してみてください。そのうえでわたしたちの町がいいなと思っていただけたらとっても嬉しいです。まずは観光訪問や移住相談窓口への連絡などお待ちしています。
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