四国へ移住しよう!各県の魅力やおすすめのエリアを紹介!

四国の地図と特産品

高知・徳島・愛媛・香川の4県がそれぞれ特有の魅力・文化を有する四国地方。地方暮らしを夢見る方にとって、移住先の選択肢として挙がりやすい人気のエリアです。

本記事では、四国に移住するメリット・4県それぞれの魅力・おすすめのエリアについて深掘りしていきます。「四国地方に移住したい」「地方移住を検討している」という方はぜひご覧ください。

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四国で暮らすメリット

メリット

美味しい食べ物・人口密度の低さ・豊かな自然とそれを活かしたアクティビティ・温かい人々など、四国には地方暮らしの良さが詰まっています。また一年を通して温暖な気候に恵まれ、快適に過ごしやすいです。

新幹線が通っておらず、車で本州に行くには橋を渡る必要がありますが、不便さもまた魅力の一つ。太平洋のダイナミックな海岸線や瀬戸内海の穏やかな景色、雄大な山々に囲まれた環境は、都会の喧騒から離れた穏やかな生活を送りたい方にぴったりです。

四国4県それぞれの魅力

漠然と「四国に移住したい」と決めた後に立ちはだかるハードルとして、どの県を選ぶのかがあります。四国4県は同じ地方に属していますが、それぞれが特有の魅力を有しています。

例を挙げると、4県の県民性の違いを表現する「思いがけず1万円が手に入ったらどうするか?」という話があります。この問いに対して、徳島県民は「1万円を貯金する」、香川県民は「5千円を貯金して5千円で飲みに行く」、愛媛県民は「1万円で飲みに行く」、高知県民は「1万円に自分の1万円を足して2万円で飲みに行く」。県民性一つとっても、4県全く異なることが分かります。ここからは、移住先としての4県それぞれの魅力について深掘りしていきましょう。

高知県

高知県の桂浜

高知では豊かな自然に囲まれた生活を実現可能です。日本最後の清流「四万十川」や水質日本一の「仁淀川」をはじめ、全国的にも有名な海・山・川は生活に潤いと安らぎをもたらします。

また高知には美味しい食べ物が溢れています。かつおを代表とする海産物、ゆず、しょうが、文旦などの農作物、鍋焼きラーメンや屋台餃子などの高知名物といったように、高知に住めば美味しいものを日常的に楽しめます。「じゃらんリサーチセンター」の「地元ならではのおいしい食べ物があった」部門では全国一位を過去何度も獲得しており、2024年度も全国トップに輝きました。「おいしい食べ物」部門では、やはりかつおが圧倒的な人気を誇ります。

そしてなにより、県民性として人懐っこく人情に厚く、誰かれかまわず手を差し伸べる人が多いのも高知の魅力です。よくいえば世話焼きといえる高知県人は、移住者にも優しく接し受け入れてくれるでしょう。豪快かつ酒好きな人が多いので「ついでに一緒に飲もう!」と誘われるかもしれませんね。

>>高知移住のメリット・デメリットを解説!地方暮らしをしよう!

徳島県

徳島県の渦潮

徳島に移住するメリットとして関西圏へのアクセスの良さがあります。神戸淡路鳴門自動車道を利用すれば、徳島市中心部から神戸まで約1時間40分、大阪まで約2時間で到着します。高速バスも多数運行しており、通勤や週末のお出かけにも便利です。徳島で自然豊かな地方暮らしを送りながら、すぐ隣の関西都市圏の利便性を享受できる環境は徳島ならではです。

また毎年8月に開催される阿波踊りは単なるイベントではなく、地域の人々が一体となって作り上げる文化です。地域全体が盛り上がり、移住者も参加しやすい雰囲気があるため、阿波踊りをきっかけにコミュニティになじめるかもしれません。本祭期間以外でも阿波踊りを日常的に感じられるため、文化体験が日常に溶け込む暮らしは、都市部では得がたい徳島ならではの価値といえるでしょう。

ほかにも、鳴門海峡の渦潮や瀬戸内海といった豊かな自然や、スダチや徳島ラーメンに代表される美味しい食べ物に囲まれた生活環境も大きな魅力です。

愛媛県

愛媛県のしまなみ海道

愛媛はどのエリアで暮らしても、海・山・島がすぐそこにある自然豊かな環境が魅力です。なかでも「島」に関しては、県内に約270の島々が点在しており、「しまなみ海道」をはじめそれぞれが豊かな多島美を織り成しています。

一方で、県庁所在地である松山市は四国最大の都市として商業施設や公共交通機関が充実しており、都会的な利便性も享受できます。しまなみ海道を経由すれば本州の広島県に直接アクセスも可能で、仕事やプライベートで本州を行き来したい方には不便を感じません。

また愛媛はさまざまな柑橘類の産地としても知られています。海の幸も豊富で、タイ・アナゴ・タコなど新鮮な味を日常的に楽しめます。

香川県

香川県の天空のブランコ

香川は日本一小さな県であり、県庁所在地の高松市に都市機能が集中しているため、コンパクトにまとまった利便性の高い生活を送ることができます。高松市は四国の政治経済の中心都市で、国の出張機関や大企業の多くが四国の中でも高松市に支店を構えます。一方で、高松市を離れると自然豊かな町が広がり、都会的な暮らしと地方暮らしの両立が可能です。

また瀬戸大橋を通じて本州へのアクセスが良好な点も魅力の一つ。仕事で本州への出張が多い方や、実家が本州にある方にとって特に大きなメリットとなり、仕事の選択肢も広がります。

ほかにも、讃岐うどんに代表される食文化や瀬戸内の海の幸、四国の他県に比べて自然災害被害額が少なく暮らしの安心感が高い点なども移住するうえで欠かせない魅力です。

四国移住で押さえておきたいポイント

ポイント

四国は地方暮らしをしたい方にとって魅力あふれるエリアですが、東京や大阪などの都市部とは暮らしが大きく異なります。例えば東京に住んでいた方がいきなり人口数千人~数万人規模の地域に移住すると、ギャップを強く感じ生活が苦しくなるケースは少なくありません。

インターネットや人から聞く情報だけで移住先を決めるのではなく、まずは一度現地で生活をしてみることが重要です。例えば「お試し移住」を活用することで、その場所での暮らしの良い点と悪い点を肌で感じ取ることができます。四国内の気になっている複数の地域に安価かつ身軽に短期間滞在でき、自分に合った場所を吟味することも可能です。

また、まず比較的都市部に移住・滞在し、そこを拠点として各地を巡りながら理想に近い最終的な居住地を見つけていく「二段階移住」もおすすめです。この新しい移住の形は高知県が提唱したもので、例えば高知の場合、第一段階として県内でも人口が多くインフラも整った高知市に移住。その後、第二段階として高知市と各地域の移住相談窓口と連携しながら自治体をめぐり、自分に合う場所を見つけた後に本格的な移住をします。

ポイントはその場所に一度住んでみることです。そうすることで、理想と現実のギャップを埋められるだけでなく、自分にとって理想的な移住先をじっくり選ぶことができます。

高知県の魅力がぎゅっと詰まった町・中土佐町へ移住しよう!

中土佐町移住への導線

四国は地方暮らしをしたい方から人気が高いエリアです。4県それぞれに特有の魅力があるため迷うかもしれませんが、吟味しながら自分にあった場所を選びましょう。

最後に、四国および高知県への移住をご検討中なら中土佐町はいかがでしょうか。県中西部に位置する中土佐町は人口約6,000人と小さいながらも、高知がぎゅっとつまった、海・山・川・歴史の魅力あふれる町です。また住民や移住者が豊かに安心して暮らせるよう、充実した補助金や支援制度もご用意しています。

移住は人生を変える大きなイベントです。ぜひさまざまな自治体を比較しながら、自分に合った移住先を探してみてください。そのうえでわたしたちの町がいいなと思っていただけたらとっても嬉しいです。まずは観光訪問や移住相談窓口への連絡などお待ちしています。

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