海がある町・海が見える町での生活に憧れを抱く人は多いです。
本記事では海が見える町での暮らしに憧れる人に高知県中土佐町がおすすめの理由を紹介します。「地方への移住を検討している」「中土佐町に移住したい」などとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
海が見える町への移住に中土佐町がおすすめの理由
海が見える町への移住を検討している場合、高知県中西部に位置する中土佐町がおすすめです。その理由について深掘りしていきましょう。
徒歩圏内に海がある暮らし
中土佐町は久礼・上ノ加江・矢井賀・大野見の4つの地区に分かれ、このうち久礼・上ノ加江・矢井賀は海に面しています。町の前方には広大な太平洋を望み、海辺まではおおむね徒歩圏内。潮風香る海辺の暮らしを実現できます。
海に面する3つの地区はそれぞれ異なる特徴があります。久礼地区は中土佐町の中心部であり、古くから漁師町として栄えてきました。土佐十景に数えられる「双名島」や久礼漁港、久礼湾を望める「ふるさと海岸」など、海のそばならではの景観・文化が根付きます。上ノ加江地区はあったかい雰囲気の田舎の漁村暮らしを。矢井賀地区は島に近い雰囲気を有し、夜になると心地よい波音が町中を包み込みます。
海を求めて中土佐町に移住する際には、どの地区を選ぶかがポイントです。
漁師町としての景観
2011年、久礼地区のかつお漁と共に発展してきた町並みが、漁師町としては全国で初めて国の文化財(重要文化的景観)として選定されました。中世から近世にかけて繁栄した港を核として形成された市街地が、かつお漁と共に発展した漁師町や漁港と形成される独特の文化的景観が評価されています。
漁港に停まる船、密集した家屋、漁師町での暮らしの様子、潮の香りなど、漁師町の魅力を詰め込んだ暮らしが中土佐町では実現できます。
マリンスポーツが楽しめる
海がそばにある町だからこそ、一年を通してマリンスポーツを楽しめます。とくに中土佐町で人気が高いのはサーフィンと釣りです。
中土佐町は中級者~上級者向けの「大野浜サーフィンポイント(大野サーフビーチ)」を有し、県内外からサーファーが質の高い波を求めて町を訪れます。アクセスは町の中心部から車で5分程度と良好。町民になれば、いつでも好きなタイミングでサーフィンができる環境を手に入れることが可能です。
>>高知県にサーフィン移住するなら中土佐町がおすすめ!その理由とは?
また釣りに関しては、一年を通して多種多様な魚種を狙えるまさに釣り好きにとっての楽園です。フカセ釣りで人気のグレ・チヌ・真鯛をはじめ、アジ・サバなど小型の魚や、シマアジ・カンパチなどの大型青物も狙えます。釣りスポットも豊富で、都会の釣りスポットのように大混雑することなく自分のペースで釣りが可能です。
>>高知移住で釣りが趣味の方は中土佐町がおすすめ!その理由とは?
中土佐町に住めば、車で遠方まで行かずとも、電車を乗り継がずとも、歩いて行ける距離に海があるのでいつでもマリンスポーツを楽しめます。
鮮度抜群の海産物が食べられる
中土佐町は高知県内でも海産物が美味しいことで知られています。なかでも中土佐町の代表名産品カツオは、鮮度や味にうるさい高知県民でもわざわざ食べに来るほど。今では全国からその美味しさを求めて中土佐町を訪れます。
県内でも有数の観光スポット「久礼大正町市場」や「道の駅なかとさ」では鮮度抜群の刺身や海鮮丼を食べられます。また地元鮮魚店やスーパーに並ぶ商品も質が高いです。魚が好きな人にとっては、鮮度抜群の海産物が身近にある暮らしはこれ以上ない幸せとなるでしょう。
事前に知っておこう!海がある町の注意点
海がすぐそばにある暮らしは魅力あふれる素晴らしいものです。一方で、注意すべき点もあります。とくに自然災害と塩害のリスクは事前に認識しておきましょう。
自然災害リスク
海のそば、特に太平洋側に位置する町が気を付けたい自然災害は「津波」です。高知県においては、近い将来に発生が予想される南海トラフ大地震による強い揺れのあとに、津波の襲来が予想されています。
東日本大震災以降、津波に対する恐怖は日本人の記憶に焼き付いているため、海のそばにある中土佐町への移住を恐れる声もあります。しかし自然災害は対策をしっかり行うことで被害を最小限にできるのでご安心ください。
中土佐町では避難タワーや津波避難路の整備、重要施設の高台移転、避難所の設置など、積極的な防災対策に取り組んでいます。自然災害を正しく恐れながら、海のそばの贅沢な暮らしを楽しみましょう。
塩害リスク
塩害(えんがい)とは、塩分を原因として発生する害の総称です。特に海辺の町においては、海から吹く塩分の高い風を受けて家や設備がサビやすくなることを指します。また農家にとっては、農作物に悪影響を及ぼし、枯れや収穫量の減少リスクがあります。
定期的に水洗いをする、自転車など動かせるものは都度倉庫に入れる、サビづらい素材を採用するなどの対策が求められます。
海を求めて中土佐町へ移住する際のポイント
都会から地方へ移住する際にしばしば発生するのが、理想と現実のギャップです。「実際住んでみたら居心地が悪くて自分に合わない」と感じ、すぐに元来た場所に帰るケースは決して珍しくありません。
そこでおすすめなのがお試し移住です。検討中の移住先に短期間住むことでその場所の魅力を肌で体感できる制度を指します。一度住んでみることで、その地域の生活環境や居心地が分かるため、理想と現実のギャップを埋められます。中土佐町には移住体験住宅もあるので、お試し移住をしやすい環境です。ぜひ活用してください。
>>【高知版】お試し移住とは?メリットや主な体験方法を紹介!
海がある町・中土佐町に移住しよう!
海に面した中土佐町は海がすぐそばの環境で生活したい方にぴったりの町です。地方および高知県への移住をご検討中ならぜひ中土佐町をご検討ください。人口約6,000人程度と小さいながらも、高知がぎゅっとつまった、海・山・川・歴史の魅力あふれる町です。また住民や移住者が豊かに安心して暮らせるよう、充実した補助金や支援制度もご用意しています。
移住は人生を変える大きなイベントです。ぜひさまざまな自治体を比較しながら、自分に合った移住先を探してみてください。そのうえでわたしたちの町がいいなと思っていただけたらとっても嬉しいです。まずは観光訪問や移住相談窓口への連絡などお待ちしています。
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